7月にみたもの - 植物とかになりたい

2クール分だがおもしろくて一気見してしまった。確かにBLっぽい描写はなくはないが、主人公の優しさからくる脆さを考えれば十分理解できるレベルだった。結末もある意味ではそんな主人公が真に救われるという感じで、中途半端にしなかったのは英断だと思う。

正直なところ事前に聞いていたよりはおもしろくなかったが、これは僕の教養不足もあると思う。原作を読んでいるとおもしろいらしい。

話もアクションもとにかく濃い映画だった。派手さはないが作りが細かく、陰気さと上品さが混じった独特のパワーがある。もう一度見直したが、よく見ないと分からない描写やセリフなどが散りばめられており、本当に丁寧に作られているなと思った。おすすめ。

評価は高いが、他のレビューを読んでの考察ありきという気がする。映画単体ではそれほど情報もなく、シナリオ的にはロボットを題材にする積極的な理由もなかったように思える。

雰囲気は良かったが全体的に説明不足で消化不良感が強かった。掴みはおもしろい。

分かりやすい話がテンポよく進み、アクションシーンも緊張感があって普通に面白かった。終盤の盛り上がりや仲間との関係性の描写にはややあっさり感もあったが良作だと思う。

評価が高く有名なので見てみたが、正直何を描きたかったのか全然わからなかった。全体を通してセリフがかなり少なく、現代アートっぽい感じだった。

適当に見てみたら思ったより頭脳戦パートがあり結構面白かった。後半はガンアクションもありバランスが良かった。

良作ではあると思うがバットマンだから見れるという感じで、映画としては長さの割に薄い気がした。バットマンが好きなら見て損はないと思う。

泣けるというほどではなかったがいつも通り面白かった。