Dragon's Dogma: Dark Arisen
途中までやって放置してたのでクリアした。 70%OFFで1197円。 略称は「DDDA」。
システム
剣, 魔法, ドラゴン といった感じの王道ハイファンタジーアクションRPG。 体感的には、モンハンとかWitcherとか有名ゲームの要素をいろいろ混ぜて再構成したという感じ。 Skyrimほどの自由度はないが戦闘周りは練られており、10種の職業で12種の武器が扱え、賢い味方NPCと共闘したり大型の敵に登って弱点を殴ったりもできる。 追加エリアの黒呪島ではハクスラもでき、ダークソウルより緩いがオンライン要素も多少ある。
SwitchやPS4でも出ている。
プレイスタイル
以前に難易度ノーマルで90時間ほどやっており、最近また40時間ほどやって黒呪島2週目まで終わらせた。 ジョブはファイター→ソーサラーで、魔攻特化のマジックアーチャーを目指している。
ジョブに対する雑感
最初に言ってしまうが、DAで大幅に下方修正された「夜叉」と「孤高」を無視しても、最強のジョブはおそらくやはりアサシンだと思う。
そもそも本作はダガーと物理弓が非常に強い。 特にダガーが強力で、弱点が狙いにくい位置にある大型モンスターの攻略に必須な「百烈斬り」や、スタミナ消費0で無敵時間もあるローリング回避「転身」や、くらいやダウンのモーションすらキャンセルできる「構え直し」などが覚えられる。 物理弓も、手軽に各種状態異常をかけたり、「連なり射ち」や「綴れ射ち」と「爆裂の矢」で圧倒的な瞬間火力を出したり(「爆裂綴れ」と呼ばれている)、非常に高価だがデスすら瞬時に退散させる作中最強の「会心の矢」を撃ったりできる。
そんなダガーと物理弓の両方が使えるのは ストライダー, レンジャー, アサシン であり、実はストライダーも機動性に優れ「断頭台Ex」で超火力が出せるらしい。
まあ(上記ブログでもそうだが)最終的にストライダーを目指すにしても育成中はアサシンをやることになるし、アサシンなら紙装甲でも「構え直し」→「流し暗殺」で格上の相手とすら渡り合え、「連なり射ち」+「爆裂の矢」のほか「盾惹き」でヘイトをコントロールしたりもできる。
次点で強く、運用面ではアサシンなどより有利で楽なのがマジックアーチャー。 物理攻撃のダガーと魔法攻撃の「魔道弓」が使え、ごく少数いる物理か魔法のどちらかに完全な耐性を持つ敵も1人で倒せる対応力がある(唯一無理なのがメタルゴーレムくらい)。 魔道弓自体も矢がホーミングするため運用が簡単で、魔攻が上がる「魔導護身陣」を重ね掛けしてから撃てばかなりの火力が出る。 特に「追魔弾」のExと通路などでの「跳弾魔従」が凶悪で、後者はデスすら瞬時に溶かす。 ドラゴンも「爆散魔鋲」や「火炎衣」で安定して処理できる。 だだし魔攻が十分育つまでは強さを実感しにくく、特化しないにしても一度はソーサラーを極める必要があり、アサシンより育成は面倒。 (特にソーサラーは、魔攻がよく伸び火力はあるものの防御が紙で、攻撃までの無防備な時間も長いためやや運用が難しい。)
その他のジョブに関するだいたいの感覚は以下の記事と同じだが、魔法職でやってきた身からするとメイジはステータスの伸びも悪くソーサラーの下位互換かなという気がする。
余談だが、レベル上げは黒呪島1周目に固定で湧くデスを狩るのが効率的。 ダイモーンを倒してからでも「帰岸の飛石」で戻れば周回数は増えない。
良い
上記のように、どれが強いかといった議論ができるほどにはジョブが差別化されており、育成ルートやスキル構成を考えるのが楽しい。
悪い
正直UIはかなり扱いにくく、久しぶりにやったらそれだけで結構ストレスだった。 また、せっかく物理職と魔法職のどちらも機能しており育成を考えるのも面白いので、ステータスの振り直しなどがあるともっと遊べたのにと思った。 ファストトラベルもやや面倒であったりと、とにかくシステム面は全体的に粗削りな感じがある。
総評
現状でも十分面白いが、UIなどにもっと力を入れていればヒットしただろうなという作品。 他と比べるとやや高いが、自分は140時間近く遊べた。