植物とかになりたい

ゲームのレビューとか攻略について書きます

最近やった短めのゲーム その4

3~10時間ほどでクリアできる短めのゲームを適当に紹介するあれの第4弾。 過去の記事は ここ から読める。 今回もアドベンチャー系が多め。

Gone Home

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家族に焦点を当てたウォーキングシミュレーター。 80%OFFで296円。 3時間ほどやって全実績解除。 SwitchやPS4でも出ているらしい。

海外から1年ぶりに家に帰ると誰もおらず……という場面から始まり、家族の痕跡を探しながら古い屋敷を歩き回る。 屋敷は暗く地下室などもあり不気味だが、実際にはホラーもパズルもなくアドベンチャー色が強い。 ストーリー自体は妹の日記を拾って読んでいくという形式なのでやや淡泊だが、1分以内にクリアするという実績があったり、開発の裏話が聞けるモードがあったりと、一風変わった遊び方もできるようになっている。 定価だと割高に感じるが、セールで買って映画を一本見るような気持ちで遊ぶなら、十分楽しめると思う。

Serial Cleaner

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殺人事件の現場をこっそり掃除する、カジュアルな面クリア型俯瞰視点ステルス。 80%OFFで296円。 Switchでも出ている。

Hotline Miami のアクション部分をかくれんぼや鬼ごっこに置き換えた感じ。 ステルスではあるがかなりカジュアルで、警備員に追われていても隠れてしまえば簡単に振り切れる。 ストーリーモードであってもステージの構成がランダムで、捕まるとステージの構成ごとリセットされ「今回はここがダメだったから次はこうしよう」などと戦略を練るのが難しかったり、そもそも通れる場所と通れない場所とが分かりにくく逃げていると引っかかったり、色調の関係で掃除すべき血溜まりが見えにくかったりといった点は残念だった。 どのステージでもやることは同じだし爽快感がある種類のゲームでもないが、それでも確かに面白いと感じる瞬間はあり、セールで買うならまあいいかなという感じ。

RiME

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ICOとINSIDEを混ぜたようなパズルアドベンチャー。 75%OFFで495円。 11時間ほどで全実績解除。 SwitchやPS4でも出ている。

風ノ旅ビトABZU を彷彿とさせる、鮮やかながらどこか物悲しいトゥーン調のグラフィックが非常に良かった。 動線が分かりやすく難易度も適切で、特にパズルに関しては解けた時の演出が綺麗で嬉しくなる。 ストーリーも多くは語られないが考えさせられるものであり、小粒ながら全体的には非常によくまとまっていると思う。 セールになったら是非買って遊んでほしい。

Submerged

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水没し荒廃した世界で船を繰りつつビルを登るウォーキングシミュレーター。 90%OFFで198円。 5時間ほどで全実績解除。 PS4でも出ている。

メタスコアが低かったので正直あまり期待していなかったが、結果的には十分満足できる出来だった。 正直ストーリーを追うだけなら淡白で圧倒的に物足りなく感じると思うので、実績や収集要素を埋めるのに興味がない人にはおすすめできない。 逆に探索やマップ埋めやスクショを撮るのが好きな人には向いており、まず退廃的な風景が最高だしランドマークもいくつかあるし鯨なんかもいるし昼夜や天候の変化もあるので全然飽きない。 収集に関するシステムもよくできており、マップが優秀で「望遠鏡」を取り出して収集品を視界にいれると印がついたりと、景色を堪能することと収集することが緩く結びついている感じが非常に良かった。 それでもボリュームがボリュームなので定価で買うのはお勧めしないが、セールでなら全然ありな出来だと思う。

SOMA

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Bioshockのような世界で自意識について考えさせられるホラーアドベンチャー。 85%OFFで447円。 13時間ほどで全実績解除。 海外版のみだがPS4でも出ているらしい。 日本語化あり。

ahuglajbclajep.hatenadiary.jp

まず自分は敵が襲ってこないセーフモードで遊んだので、不気味ではあるが普通にアドベンチャーのようなプレイ感覚だった。 海底というロケーションやSFな設定を活かした普通のホラー演出も十分不気味で良かったが、他のSF作品でもよく見かける「あの場面」について自意識を題材に掘り下げていくストーリーが最高だった。 個人的にはこうなるべきというエンディングをやってくれた感じがあって、そのあたりもポイントが高い。 敵が閉めたドアを開けてきたりはあるが、全体的にそこまでホラー色が強いという感じでもないので、SFが好きなら是非やってみてほしい。